しみじみ*明日

北海道の小さな街から日々のしみじみを綴ります

嫌だと言ったお兄さん

「ところで、あなたたちはどう思うか。

ある人に息子が二人いたが、彼は兄のところへ行き、

『子よ、今日、ぶどう園にいって働きなさい』と言った。

兄は『いやです』と答えたが、後で考え直して出かけた。

弟のところへも行って、同じことを言うと、

弟は『お父さん、承知しました』と答えたが、

出かけなかった。

子の二人のうち、どちらが父親の望みどおりにしたか。」

     (マタイによる福音書21章28節〜31節)

今日、教会でこの聖書の箇所のお話でした。

話を聞きながら、思い出したことがありました。

昔、あるシスターが話してくださったことです。

(私は、カトリックの短大でした)

このお兄さんは、「いやです」と口に出したからこそ

後で、思い直したんじゃないかと・・・。

それはつまり

口に出した言葉によって

父親を傷つけてしまったんじゃないかと

考え直した・・・

ということかな。

自分の思いを、素直に口に出す事は

悪い事じゃない。むしろ大切なこと。

そして、口に出してはじめて

気づく事もあるのかもしれません。

そんなことを思いました。

今日のそら

夕方

私を尋ねて来て下さった方がいました。

実に10年に近い年月が流れていて

お互いに、感動の再会でした。

これも、神のなさること・・・

子どもが小さい頃に

接点を頂いた方と

こうして、時を経て、場所が変わっても

また会えた不思議さ。

神さまのなさることは

不思議に満ちていますね。

感謝な日曜日でした。

erino*