しみじみ*明日

北海道の小さな街から日々のしみじみを綴ります

こころのこりがあっても

こもれび ブログ用

今日、教会で。

Aさんが、先月天に召されたMさん(おじいちゃん)のことを思い出しながら、

「クリスマスの頃、Fさんのご厚意のお申し出を、それは申し訳ないからと思って、

断ったことがあったの。

でも、受け取ったら良かったな・・・。」

と、話してくれた。ちょっと涙ぐみながら。

私は「きっとわかってくれていたと思うよ」と伝えたものの、

それ以上のことは言えなかった。

Aさんの気持ち、とてもよくわかる。

私も、Mさんに対して、「もっとこうしたらよかった」と思っていることがあるから。

でも、ご家族から頂いたお手紙にも、同様の思いが綴られていた。

人は、毎日、十分な事が出来たと思えないまま、突然お別れの時がきてしまうのかもしれない。

絵本の「ずっとずっと大好きだよ」を思い出した。

あの少年のようには中々出来ないけれど、

「大好きだよ」と、大切な人に伝えながら日々暮らしたい。

でも、それが十分にできなくて、たとえ心残りがあったとしても、

神様が、召された方の魂を憩わせていてくださると信じて、

感謝だなと思う。

erino*