しみじみ*明日

北海道の小さな街から日々のしみじみを綴ります

京都にて④〜最終日〜

最終日〜

今回、どうしても行きたかったのが
嵯峨野の「直指庵」という
小さなお寺です。

以前、NHK の番組を見て
「思い出草ノート」というのがこのお寺にあり
色々な方々が想いを綴って
ここから再出発するというドキュメントがありました。
いつか行ってみたいな・・・と思ってました。

そして、Yりさんに教えて頂いた通りに
JR京都駅のコインロッカーに荷物を置いて
JRで嵯峨野へ。

そしてレンタサイクルで
一路、直指庵へ向かいました。
上り坂で大変かもと聞いたけど
日頃からチャリダー大腿四頭筋が発達している私には
全く苦もなく、到着!!

思った通り、静寂のなかにある
小さな小さなお寺・・


直指庵−1

なのですが
なんと、火曜日は閉館・・・‼️
がびーーん

事前にネットで調べていたというのに
不覚です(泣)
直指庵1

でも・・・と思い直し

ひとりで石段に座って
じーーっと1時間を過ごしました。
手帳に挟めてある祈りの言葉を読んで
木々と静寂に囲まれて
とってもいい時間を過ごせました。
考えようによっては
閉館日だったからこそ、静かに1人で
祈れたかも知れません
良いように解釈します(笑)
直指庵2

直指庵3


私は・・・とっても幸せな気持ちでした。
でも、またいつか訪れたいな!!

その後、少し時間があったので
大覚寺・・化野念仏寺・・など
大きなお寺がある嵯峨野ですが

「寂庵」があることを地図で発見。
ここは、瀬戸内寂聴さんのお寺ではありませんか。

チャリで走る事15分くらい。(ちょっと迷った)

そして、お寺についたけれど
門は閉まっていました。
でも、お参りの方はインターホンを押してくださいと書いてあったので
勇気を出してピンポーン〜

そしたら、お寺の小僧さん??のような方が出て来られて
「先生、居はらへんねん。そやけど、お参りだけやったらどうぞ」
と通してくださいました。

本堂にお線香を灯してくださいました。


「これ、榊莫山先生が書かはってん」と
ご紹介してくださった庭石。

なんだか、心、ほっこりする
ステキな字ですね。
私は存じ上げなかったのですが
榊莫山さんという書家のかたの字は
やさしくて、ステキですね。


寂庵1

私は、すっかり満足して
嵯峨野を後にしました。



その後、急ピッチで
母校のひとつ・看護学校へGO!!

教務をしているMちゃんに会うためです。

9年ぶり。

すっごくすっごく嬉しかった。
半年間は、寮で一緒の部屋だったね。
色々なことがあったね。泣いたり、笑ったり。

会いにいったことを、すごく喜んでくれて、
滞在時間20分くらいだったけど
がんばって行って良かった。

ありがとう!


そして、急ピッチで伊丹へ。
あと1本遅かったら間に合わへんかったわ〜

空港でばばばーーーっとお土産を買って(笑)
無事に飛んだのでした。


ありがとう。京都。
私の第2の故郷。
(転居が多く、どこが第2か第3かわからないのですが・・
でも、間違いなく京都は大好き!!!)

今回つくづく思ったのだけど
その街が好きなのは
そこに住んでいる人たちがいて下さるから。
そうでなければ、ただの観光だったと思うのです。
本当に、楽しかった。

また、行くからね!
待っててください。

erino*