しみじみ*明日

北海道の小さな街から日々のしみじみを綴ります

ことば

先日

ある方(お姉様♥️)が
贈ってくださった言葉。



自由の翼をのべて」



行き詰まった世界を、果てしない天がおおっている。
凍る大地を、かえって親しげに日光が見舞ってくれる。
新しい年が贈られて来る。
行き詰まっているものは、天を仰いで慰めを得よう。
凍る大地のみを眺めずに、新しい日を見よう。
人も問題も悉くきのうのままでも、地球の廻転によって持ち来らせられる新しい年には、そうあらしめ給うものの御思いがある。

きのうのままである事実を以て、
われわれの持つ事実の全部だときめているのは、
地を見て天を見ないのです。
すべての粉飾をすてて
赤裸々な冬の大地のような気持ちになって、天の光を慕いましょう。
きのうのままの自分が、地球の新しい廻転と一緒に
歩ませて頂きたいと、天父を仰いで祈りましょう。
さびしい枝に春が返り、冷たい土が暖められて、
いろいろな芽を出すように、
沈滞の中に死んでしまったような姿の中に、復活の力が脈々として
動いているのは我々の生命です。
きのうのままに見えているさまざまの事情も、
祈って待つものには、確かにそれが希望に向かって動いています。

そら201902 


「友の会」に入っていたことのある私は
羽仁もと子さんの本も幾つか読んだけれど
この文章は知らなかった。

きのうのままの景色が

今日という日の中で
新しい輝きに変わっていく。

本当にうれしい言葉を頂いた。

ありがとうございます。



erino*