先週、「わが母の記」のDVDを観ました。
NHKラジオで、絶賛しているのを聞いて
是非!と思って、ツタヤで借りてきました。
小さなころに離れ離れになってしまった母。(樹木希林)
自分は捨てられたのだと思い込んで
しかし、認知症の母と再び暮らすことに。
記憶をなくしていく母。
その日々の中で、
母と、息子の間にある
大きな氷が解ける瞬間が描かれています。
先日の金先生の講演の中で
「親は、思春期の子どもに、一度、謝る必要がある。
自分が良かれと思ってやってきたことも、
実は子どもを傷つけていることがある。
偉い方から、謝ることが大事」
というお話をされていました。
そのお話にとても納得して
帰宅してから、思春期の子どもたちに
「今まで、嫌な思いをさせたことがあったと思う。ごめんね」と
謝りました。
突然のことで驚いていたようだけど
胸につかえていたことを話してくれた子もいて
謝ることができて良かったと思っています。
先ほどの「わが母の記」は秀作で
親子の、掛け違えてしまったボタンを
ある時期に、すとんと、位置を変えることができて
互いに、幸せに生きていける。死んでいける。
写真は、旭川のラーメン屋の裏に棲みついている野良ネコちゃん。
厳寒の地で、生きているんだな。
erino*