しみじみ*明日

北海道の小さな街から日々のしみじみを綴ります

子どもの本を学ぶ会

今日は、ねっこぼっこのいえで行われている

「子どもの本を学ぶ会」に久しぶりに出席できました。

いつもどっさりと本を持ってきてくださる

担当の稲岡さん。ありがとう[emoji:v-119]

今日のテーマは

「日本の児童文学」。

橘曙覧(たちばなのあけみ)さんという方の

独楽吟(どくらくぎん)という和歌の世界を教えてもらいました。

橘曙覧さんは、1812~1867、江戸時代末期に、現在の福井市

生きた歌人だそうです。

「独楽吟」と題された52の連作は

すべて、「たのしみは・・・」ではじまり

「・・・する時」で締められている句で、和歌としては異色です。

(と、解説の新井満さんが書いておられます)

彼は、大変な貧乏で

三人の娘さんを亡くした後に三人の息子さんの授かったそうで

厳しい生活の中で「ああ、生きていて良かった」と感動する句を

沢山残されました。

1994年、訪米された天皇の歓迎式典の際に

クリントン大統領が、独楽吟の一首を引用して挨拶をされたそうです。

その句がこれ⇊

「たのしみは 朝おきいでて、昨日まで

無かりし花の 咲ける見る時」

S楽しみは 

どんな中にも楽しみを見つけている和歌の数々に

すっかり私も魅了されて、感動しています。

歩きながら、私も、詠んでみましたよ[emoji:v-107]

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「たのしみは 夫の淹れたる珈琲を

朝一番に 味わえるとき」

「たのしみは 夜な夜な美顔パックして

いいねと娘に 褒められしとき」

「たのしみは 参観日にて 隣り合う

クラスのママと 談笑せしとき」

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小さなことに、楽しみを見つけること、

心がぽっと明るくなるわ[emoji:v-218]

午後は中学の参観日でした。楽しかった!

その様子は、また明日のココロ~[emoji:v-252]

erino*