しみじみ*明日

北海道の小さな街から日々のしみじみを綴ります

詩子さん

久しぶりに

長沼のえほんやさん「ぽこぺん」に行こうかなと思って

調べていたら

店主の、飛島詩子さんが昨年、がんで亡くなられた事を知り

とってもショックでした。

私は、一年に一回くらいしか伺う事のなかった客ですが

とってもお庭が素敵で

お弁当を持って行って「お庭で食べてもいいですか」とお願いしたら

快く使わせてくださった事を思い出します。

三女と一緒に、お庭の手作りブランコにのって

ドングリを拾ったり

本当に、心が和むお庭と、ぽこぺんの佇まい。

詩子さんは、有名な方ですが

気さくで、優しくて、温かくて、いつまでもそこに居たくなるような

そんなお店でした。

さりげなく、こどもや私が絵本とよい出会いが出来るように声をかけてくださったりしました。

お連れ合いは、作家の加藤多一さん。

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たまたま、お店でお会い出来て

少しお話もさせていただいて

そのとき、娘と私にサインを頂いたの。

ネット上で見たら、詩子さんを慕う方が200人ほど集まって

偲ぶ会がもたれた事も知りました。

一年遅れで知った私と娘も

とても悲しかったです。

詩子さんの声が聞きたい、

ぽこぺんでぼーっと過ごしたい

と、想いが湧いてきます。

末期がんと宣告されて3ヶ月

緩和ケアを受けられて、ご自宅で過ごされたそうです。

ああ、いつ、どのときが

最期の「とき」になるかわからないものですね。

詩子さん

ぽこぺんさん

ありがとうございました。出逢いを心から感謝します。

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娘と、自転車で公園へ行きました。

札幌も、桜の季節を迎えました。

erino*