この間、食料品を夫と三女と買い出しに行って
ものすごい量になったので
（家族多いので、エンゲル係数高い・・）
「ああ、人間ってこんなに沢山食べて、罪だねえ」と私が言ったら
夫が
「そうかなあ、恵みなんじゃないの」
と言いました。
私は「へえ〜！！」と思いました。
この見方の違いは大きいかもしれません。
私の根底には、自分が存在することで他者に迷惑を掛けているんじゃないか
という何とも言えない暗い陰のようなものがあると思います。
夫には
色々なものを味わえることは、素晴らしいことで
喜んで受けようという思いがあるんだなあ。
この違いは、大きいよね。
さらにもうひとつ。
娘が
「先生が毎日２時間は家庭学習しなさいっていうんだけど
とてもじゃないけど出来ない。
（毎日、学校と部活だけで帰りが遅くてクタクタ。娘はよく頑張ってます）
でも、他の先生に相談したら
３０分でもいいんだよ、やることが大事って言ってくれたから
３０分なら出来るし、気持ちが楽になった！」と
言うではありませんか。
これにも私は「なるほどね」と思ったの。
高いハードルを課すると
飛べなかった、出来なかった、自分はだめ、と思ってしまうけれど
小さくても、出来ることを積み重ねて行くことで
「できた」という喜び、満足感が生まれて
生きていて楽しいよね。
そんなふたつの「違い」を思って
いろんな人がいて、いいもんだなと
思ったのでした。
同じ物事なのに
随分見える景色が違うんだね。
写真は、室蘭八景「金屏風」と呼ばれる景色。
綺麗なところですよ。
erino*
