北海道立文学館 特別展示室で
「氷点」５０年 三浦綾子 フォトメモリアル展
後山一朗が撮り続けた約束の刻
が開催されており
行ってきました。
北海道立文学館は、緑豊かな中島公園の中にあります。
綾子さんは、本が出るたびに
表紙の裏に
光世さんに感謝のことばを書いておられました。
綾子さんの講演会のビデオも流されていて
座って２０分ほど聞き入りました。
１７歳で、小学校教師となり
敗戦で、それまで正しいと思っていたことが逆転し
教科書を墨で塗りつぶさなければならず
教師である綾子さんが子どもたちに指示し
子どもたちが黙々と消していたという体験が
綾子さんの、深い深い悲しみであったことが伝わってきました。
展示されていた写真パネルの中に
旭川のGさんの写真もありました。
三浦綾子さんご夫妻と懇意でおられて
私たちも、教会でGさんにはお世話になり
光世さんのサインの入った本を
プレゼントしていただいたことなど、思い出しました。
それから、綾子さんと光世さんが、ご自宅で開いておられたクリスマス会のパネルも。
我が家の子どもたちも小さい頃に、一度お邪魔させていただいたことがあります。
今の日本、綾子さんが生きておられたら
どんなに悲しまれたことでしょう。
いろいろなことを感じながら、
帰ってきました。
特別展は、７月６日まで。
久しぶりに、旭川に行きたくなったなあ。
旭川には、２回、計５年住みました。懐かしい場所です。
erino*
