今日から、あまちゃんは「震災編」に入りました。
震災の様子を、実際の映像ではなく、ジオラマや俳優さんの表情で表現してくれて
良かったと感じた人は多いでしょう。
あまちゃんの映像でも「宮古行き」の鉄道の様子がよく出てきます。
実家は高台にあり、無事でした。
あの震災のあと、電話は通じず、安否がわかったのは3日後くらいでした。
家の下の方にある、魚菜市場まで、波が来たそうです。
たまたま、私の母が、北海道のかぼちゃや、じゃがいもを沢山送っていて、
宮古の母は「助かった」と言っていました。
それはとても嬉しかったです。
以前、浄土ヶ浜(だったと思う)で、「昔、ここまで津波が来たんだ」と義父が教えてくれました。
崖のようなところに、その印がついていて、とてつもなく高かったことを覚えています。
何度も、何度も、津波の被害に遭いながら、
生きて来られた東北のひとたち。
震災のあと、私は行けていません。(夫は行きましたが)
また、会ってお話したくなりました。
改めて、今、こうして生きていることは当たり前じゃない。
許されて、今日、命が与えられている。
そして、結婚という出来事で、故郷が、ふたつできるということの不思議さ。
自分には縁もゆかりもなかった土地が、
もうひとつの故郷になる。
大切にしたい。
erino*