自転車で通勤していて、ふと葬儀場を通過する時に看板を見たら、
勤めている施設の利用者Sさんのお名前があり、びっくり。
先週、体調を崩されて、入院されたのだけど、
その後急変されたらしい。
突然に地上の生を終えられたのだと、
淋しさが募りながら自転車を漕いだ。
先週火曜日にお会いしたのが最後。
Sさんは、手仕事がお好きで、いつも牛乳パックを使って
鉛筆立てを沢山作っていた。
同じく手仕事が好きな私は、(休憩時間に)
Sさんから作り方を教えてもらった。
それは今でも愛用している。
こんなにあっけなく、お別れが来てしまう。
もう、何人もの方を見送った。
職場について、同僚たちとSさんのことを話しているうちに、
私の心も落ち着いてきた。
淋しさ、びっくり、そういう気持ちを分かち合うって、大切なんだな。
人はいつお別れがくるかわからないけど、
高齢の方は、特に、時間が限られている。
毎日、「これが最後かもしれない」と思いながら、
良い時間を過ごしていただけるように、働いていきたいと思う。
笑顔がかわいい、器用な、そして、おこりっぽくもあって、
チャーミングなSさん、安らかに。
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夫は、今朝から知床にフィールドワークへ行きました。
今宵は独身貴族。(チルドレンはいるけれど)
ゆっくりしようっと・・・。
erino*