しみじみ*明日

北海道の小さな街から日々のしみじみを綴ります

「風が強く吹いている」

「おかーさん、これすごく感動したわ」と

以前息子が教えてくれた本。

へーと思って、読んだのが2年くらい前かな。

とっても、とっても、共感する本だった。

息子は、中長距離ランナー。

私も、中・高6年間短距離&走り幅跳びの選手だったので

陸上競技の孤独って、すごくわかる。

風が強く吹いている

私が、この本を読んで心に響いたのは、このくだり。

「走りは、走(かける:主人公の名前)を一人にするばかりではない。

走りによって、だれかとつながることもできる。

走るという行為は、一人でさびしく取り組むものだからこそ、

本当の意味でだれかとつながり、結びつくだけの力を秘めている。」

これは、ラストの方で出てくる言葉なのだけど、

「そうだ、そうだ」と私も思った。

映画は見ていない。

そのうち、見てみたいと思っている。

erino*