昨日、「生きる場所のつくりかた 新得・共働学舎の挑戦 島村奈津 著」を読了。
島村さんの取材によるドキュメント。
共働学舎に行ったことはないのだけど、チーズを食べたことがある。美味しい。
様々な障がいをもった方々を、基本的に「どうぞ!」と迎え、
いっしょに生活しながら、農業をしたり、工芸(羊毛、藍染め、蜜蝋キャンドル作りなど)をしたりされている。
「人は表現することで解き放たれる」というところが心に残った。
芸術にしても、農業、酪農も、
共働学舎の全体が、治癒教育の現場であると。
私自身も、
手仕事をすることで、
自分の癒しになってるのだと気づいた。
泣いたり、笑ったり、怒ったりするのと、手仕事で表現することと似ているかもしれない。
なにか、作品が出来ることは、私の心を表現し解き放つことにもなるのだ。
料理も、毎日のことで大変だけど、作ることで癒されているだ。きっと。
写真は、昨年作ったティーコゼ。帽子みたいだけど、なかなか可愛いでしょ。
寒くなると、家の中で色々と作るのが楽しみになる。
でも、今日はちょっと疲れたので、茶碗を洗ったらのんびりしよう。
erino*