しみじみ*明日

北海道の小さな街から日々のしみじみを綴ります

手放すとき

オーちゃんは

無事にSさんファミリーに

貰われて行ったようです。

車で連れて行かれる時に

(カゴの中で)

母を見て、母の方に出てこようとした、と

母がちょっと涙声になって

電話で話してくれました。

 

 

 

3日前のオーちゃん。

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30年近く一緒に暮らしていたからね。

ありがとう、オーちゃん。

 

動物大好きな優しいファミリーの子どもになって、これからの人生(鳥生❓)

楽しんでね‼️

オウムは、まだまだ長生きするのだそうです。

 

 

 

父は入院中で

母は、身体拘束の書類にサインしてきたそうで、かわいそうだけど仕方がないと

言ってました。

 

私も、仕事柄、そのようなことはよくわかります。

不穏になって

骨折してしまったりするケースもありますし

病院の事情はよくわかります。

 

でも実際に自分の家族が、となると

複雑な気持ちにもなります。

 

家での介護、母は本当によくやったし

本当に、これ以上だと

母も倒れていたと思う。

 

いま、一つ一つ手放していく作業と

向き合っている母を

支えていきたいと思います。

 

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私の仕事も、お看取りの病棟なので

生を終えるまでの

徐々に衰えていく様子を看ること

大変だけど

チームだから、できるのかもしれないなぁ。

プロであっても

1人じゃないことは

心を落ち着かせてくれますね。

 

 

今日も、命のともし火が消えかかっている患者さんがおられました。

今働いているところは

本当に自然なお看取りなので

それは、とてもいいなぁと思っています。

 

命は神様の御手の中にある。

だから、安心して

お委ねしていこう。

 

 

 

明日は夜勤だ。

がんばろー。

 

 

erino*