Tさんが貸してくれた姜尚中さん著の
「心」 読了。
いやあ、深かったです。
姜さんの本は「悩む力」しか読んだことがなかったけど、
私には、こちらのほうが良かったです[emoji:i-189]
夏目漱石の「こころ」を思わせるような
モチーフです。
ひとりの若者との出逢いを通し、
姜さん自身の苦しい過去に行きつく。
あまり書くとネタバレになるので控えますが、
自分に起こる出来事、
苦しいことも悲しいことも辛いことも
まるごと抱えて今の自分。
すでにこの世の生を終えた人からも
「生きよ」と背中を押されているような・・・
そんな風に思った一冊でした。
冬の足音で、とうとう自転車で通勤できず、
バスで通ってます。
そのバスタイムは私にとって絶好の読書のじかん。
次は「細川ガラシャ夫人」の後編を読むんだ~[emoji:i-178]
erino*