先日
NHKラジオの
(私はインターネットラジオで、過去の放送をよく聴いてます)
子ども科学相談❓の番組で
なるほどーと思ったことがありました。
ある男の子が
「人間はどうして過去のことが忘れられないんですか」というような質問をしていました。
お答えは、大日向雅美先生。
よく聞くと、その子は、転校して
新しい学校にまだ馴染めず
前の学校のお友達のことをよく
思い出しているそうなのです。
大日向先生は
そういうことを聞いた上で
「実は、過去のことを忘れられないんじゃなくて、今が辛いから、過去のことを思い出しているのよ。反対なの。
記憶というものは、今が、過去を決めるのよ。」
みたいなことを仰っていました。
私の心で理解した回答なので
先生の言葉と違うかもしれません。
そこはお許しください。
シマリスさん
なかなか会えないんですけど
小さくて可愛かった‼️
私は先生のお話に
感じ入りました。
きちんと誤魔化さないで
大切なことを伝えておられると思ったのです。
その男の子は
これから、いまいる場所で
自分の世界が少しづつ広がって
気の許せるともだちもできたりしたら
過去のことを忘れられないというのでもなく
忘れてしまうというのでもなく
過去と今とが
分裂するのでもなく
今を喜びながら
生きていけるということなのかなあと思いました。上手く言えないけど。
私も故郷から遠く離れた学校に行って
暫くは、故郷の友だちのことを
いつも思ってたもんなあ。
子どもの「どうして」は
本当に、面白いですよね。
あの番組を聞いていると
答える先生たちもタジタジとなっていることもあったり
子どもが、まだモヤモヤしてるだろうなあ、って思う時もある。
そういうのも含めて
微笑ましいよね。
erino*