しみじみ*明日

北海道の小さな街から日々のしみじみを綴ります

カンボジアのお話

リラ冷えのここ札幌です。

リラ=ライラック

この花が咲く頃、とても寒くなるんです。

地元ではリラ冷えと呼びます。

サラ・クララ・スミス宣教師が運んできたお花。

今ではすっかり、この街のシンボルです。

ライラック 1

ライラック2

昨夜、ばらのおうちで

カンボジアの講演会がありました。

玄関

いつもの素敵な玄関です。

カンボジア1

田中千草さんという

若い女性で、英語の教師。

JICAでカンボジアに渡り、

JICAの働きが終了して以後、

カンボジアで子どもと一緒に暮らし

教育の働きをしておられます。

北海道出身の方。

逞しい、という勝手な私の「イメージ」とはかけ離れた

か細くて、小さな、

かわいらしい女性で、びっくりしました。

そして、そのお働きがすごいのです。

ポルポト政権後・・・

国内の混乱は続き

貧困の問題から、子どもたち、弱い者たちが

どんなに大変な状況の中を生きておられるか

・・。

ここで書ききれませんが

一緒に行った三女は

かなり色々考えたようです。

「自分がどんなに恵まれて学校に行っているかわかった」

というようなことをしみじみ語っていました。

そんな中

田中千草さんが見せてくださったスライド、

そして子どもたちの歌声を聴いて

瞳の輝きにびっくりしました。

学校に行ける喜び

音楽を(そういう教科がそもそもないのだそう)学べる喜び

そういうものが溢れ出ていたのです。

いま、先進国と呼ばれる日本にいる

私たち、子どもたちに

それがあるだろうか・・。

彼女が立ち上げたプロジェクトの中で

縫製プロジェクト。

お裁縫というものをしたことがない現地の女性たちと

3ヶ月かけて、試行錯誤の末「ぞうさん」を作ったのだそうです。

資金源としても、販売しておられます。

(他にもたくさんプロジェクトがあります!HPありますので→検索 )

ひとつ500円・・。

とっても可愛くて、娘と私に買ってきました。

ぞうさん

またまた、ここでの色々な出逢いも与えられ

帰って来たのでした。

ごちそう

そして、いつものごちそうです。

ホント、写しきれないけど、美味しいです。

お話聴けて良かった。

これからも、細々とでも、彼女のお働きを応援したいです。

erino*